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症状別におすすめする漢方薬
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肌トラブル 肌アレ・シミ
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◆腰痛におすすめする漢方薬


症状 季節(春夏秋冬)や天候(雨や晴れ)に左右される腰痛。
寒い日や雨の日は特に悪い、暖めるとよくなる。また痛みがあちこちに移動するタイプ。
病証 風寒湿証
処方 風邪(風寒の邪)から腰痛が始まることが多く、痛みが移動して膝や背中に回ったりします、急性の痛みが多く痺れ感を伴うこともあります。痛みがおおむね2週間以内もしくは発熱など風邪の症状を伴うときは麻杏ヨクカン湯を、悪寒があり、足腰が冷えてむくみがあるとき桂枝加朮附湯が適します。
慢性で、毎年秋から冬にかけて痛みが始まるタイプは、冷えが主な原因で職場の環境も大きく影響していますが、このタイプの代表的な処方は五積散です。冷え性の体質を改善し腰痛や全身の痛みなど不快な症状を出にくくします。職場が寒冷環境の人に最適です。
五積散は加減(処方の際に体質により薬味を増減すること)を必要としますので、よくご相談してください。

症状 腰がだるくシクシクと痛む、脱力感が強い、疲労気味で夜間の頻尿、足腰がガクガクする感じ、物忘れが時々あるタイプ。
病証 腎陰虚証
処方 年のせいでは?と他人に言われることが多く、生来持って生まれたエネルギーが不足気味になり、腰痛が発生することがあります。
漢方では腎虚という表現を使いますが、足腰が弱く、夜間の排尿が多くなり、体は冷え気味になります。特に冷えが強くある場合は、八味地黄丸を。 むくみや排尿障害、前立腺の傷害などを伴うときは牛車腎気丸が適します。両者ともに年齢からくる体力の衰えを補い、慢性の腰痛の不快感を和らげてくれます。また腰痛とともに精力の減退を訴える人に適します。

症状 婦人科疾患にからんだ腰痛、生理の前や後に腰がひどく痛む、子宮筋腫がある。
体質はのぼせやすいタイプ。
病証 血行不良で気滞証
処方 婦人科疾患が原因で腰痛が発生することがあります。寒くなるとその傾向が強く、キリキリと刺すように痛む、固定した場所が痛み、夜間特に強い。もまれると痛みが増す、冷やしてみても暖めてみてもあまり変化がない、爪や唇が青紫色でアザができやすい、皮膚が乾燥しやすく鮫肌、肩こり、頭痛を時々起こす、生理不順がある、皮膚に毛細血管が浮き出るようになった、などが婦人科疾患の腰痛に伴うことが多い症状です。
このタイプの腰痛には桂枝茯苓丸を中心にした処方が適用されます、頭痛や生理不順が特に強い場合血府逐オ丸が、また痛みが強い場合は附子の入った桂枝加朮附湯などが使用されます。

★ ヨクイニン (ハトムギの殻をとったもの)について
手軽に利用できる漢方としてハトムギがあります、昔から皮膚をきれいにする漢方薬としていぼやたこに利用されましたが、間接の痛みを止める目的でもよく使用されます。安価で飲み安い錠剤もありますのでご相談ください。生の鳩麦を使用の場合は、寒涼性が強くありますから必ず焙じてご使用ください。

症状 腰が張って、胸、脇腹にかけて膨張痛がある、精神的なストレスがあるといつも腰が痛くなる。
病証 肝気鬱結証
処方 中間管理職等で常時ストレスやイライラを感じている場合、肝気鬱血により背中の凝りや慢性の腰痛を起こす場合があります。
西洋医学的に見て何ら異常がなく、抑圧感などで誘発される腰痛には柴胡桂枝湯を使用します。
腰痛の痛み止めに使用する他の処方と一緒につかわれることがよくあります。症状が激しく西洋医学の見地から全く異常がないにもかかわらず抑圧感などで突発的に誘発される腰痛には四逆散+香蘇散等の処方を使い鬱滞した気をほぐして、発散させます。
また、胸や脇に張ったような痛みがあり、便通もよくない腰痛の場合は大柴胡湯がよく使われます。
このタイプの人は抑圧感を癒すためアルコールの摂取量も多くなる場合が多く、肝臓の負担が増しており、痔を併発していることがあります。

症状 立ち仕事、長時間の歩行ができない腰が重苦しく、だるい、暖めると楽になる。
病証 気血両虚証
処方 産後や大病、慢性疾患による消耗などが原因で腰痛が発生することがあります。
疲れ易く倦怠感があり顔や唇に血色がない、皮膚がかさかさする、手足がしびれる、目がかすむ髪の毛が抜けやすいめまいがするなどの症状が重なることが多く、漢方的に気虚または八珍湯が、特に産後にはキュウ帰調血飲が適します。当帰地黄といった補血作用の有る生薬が含まれており気を同時に補い腰痛の不快な症状に用います。
また、老人などで体力が弱っている場合、体力を回復してくれる効果の高い大防風湯などもよく使用されます。

症状 間接に水がたまりやすい、冷えて重い、食べ過ぎで悪化、腰が伸びない、むくむ。
病証 痰湿証
処方 体が重い、食欲不振、軟便や下痢、口が粘る、下半身のむくみ、女性ではおりものが多いなどの症状が有るひとは漢方的に脾と胃が弱いとされ、水太りの人に多く見受けられます。
このような腰痛の場合脾と胃を助けて体内の水分代謝を調節する二朮湯防已黄蓍湯が用いられます。特に防已黄蓍湯は長年間接に水がたまりやすく、太り気味で汗かきのタイプによく使用されますが、特段太っている人に限らずやせている人でも十分に使用可能な処方です。
防已黄蓍湯が適するタイプの方で血液が濁った状態が重なると、固定箇所の痛みをはっきりと自覚するようになります。専門家によくご相談ください。


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