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◆肌トラブル 赤ら顔におすすめする漢方薬


症状 ポーッとお風呂上りのような、またはリンゴのような赤ら顔。特に頬骨のあたりが赤くなる。
鼻を中心に、蝶が羽を広げたように赤い。
目・のどが乾く。夕方から夜に顔がのぼせて、特に赤くなる。
更年期障害の症状がでてきたのと前後して赤ら顔になった。
病証 肝腎陰虚証
処方 鼻を中心に、蝶が羽を広げたように赤い、この症状は西洋医学的に診察してもらい、異常がないことが条件となります、この症状の主要処方としては、知柏地黄丸を用います。
動悸、不安感、めまい、不眠がある場合は天王補心丹を用います。
また、から咳が多い、少量の粘痰、のどが乾きやすい場合は滋陰降火湯を用います。
3種類の薬はの共通点は、疲れ切ってしまい、やや興奮状態にあることです。
一日中変わらず症状がある、長期にわたって赤ら顔だという場合は他の処方となります。

症状 赤黒い感じの赤ら顔。両頬が特に赤い。よく見ると毛細血管が拡張して赤ら顔になっていることがある。
冬に悪化しやすい。足が冷え、顔がのぼせる。
病証 血オ証
処方 この症状の主要処方としては、桂枝茯苓丸を用います。
唇が乾燥して割れやすい、肌が乾燥しがち、寒がり、胃腸が弱い場合は桂枝茯苓丸温経湯を用います。また、便秘がひどい、便秘をするとのぼせる、アザが赤黒くできる場合は桃核承気湯を用います。
これらの処方の共通点は、血液の濁りや停滞を改善して、赤らがを治す作用があります。血液の濁り(ヲ血といいますが)がない場合は、他の処方となります。

症状 鮮やかな、お酒を飲んだ時の様な赤ら顔で、顔全体が真っ赤。1日の時間帯での変化はあまりない。
大食漢で、辛いもの・味の濃いものを好む。太り気味、たいこ腹、汗かき。
高血圧気味で糖尿病がある。喉が渇きやすく、冷たい飲料水を多量に飲む。
病証 胃熱証
処方 この症状の主要処方としては、白虎加人参湯を用います。
気分がイライラして落着かない、熟睡できない、特に痛みの強い舌炎ができやすい、便秘がちで高血圧の場合は三黄瀉心湯を用います。よくご相談ください。


◆肌トラブル 脂性におすすめする漢方薬


症状 ベトッとした皮脂がうく。小鼻のわきに皮脂がういてテカテカする。鼻の毛穴が特に目立つ。
鼻や口周辺にニキビができやすい。油物、辛い物、味の濃い物の摂りすぎや飲酒で悪化する。
口臭が気になる、口の中が粘る感じがする。
病証 脾胃湿熱証
処方 この症状の主要処方としては、半夏瀉心湯を用います。
半夏寫心湯は漢方で誤治(ごち、誤った治療方法をとった場合の対処薬)の処方として有名ですが、口臭が気になったりイライラを伴う場合は選択の候補となります。
胃腸が弱い、疲れやすい、顔がむくみやすい、食後に眠気・だるさがある場合は半夏瀉心湯六君子湯を併用すると良いでしょう。

症状 顔全体、特に額の両角から耳にかけての髪の生え際に皮脂がうきテカテカする。顔全体の毛穴が目立つ。こめかみや額の両角にニキビができやすい。
湿ったフケが出やすい。黄色く粘ったおりものが出る。口の中が苦いことがある。
梅雨や夏のムシムシ・ジメジメした気候で悪化したり、生理前になるとイライラして悪化する。
病証 肝胆湿熱証
処方 この症状の主要処方としては、竜胆瀉肝湯を用います。
抑鬱感・緊張感が強くイライラしやすい、イライラすると食欲が亢進したり冷たい飲み物を多飲する、便秘がちになる、または顔がのぼせたり胸やけをおこしやすい、胸や脇腹に張満感がある場合は大柴胡湯を用います。


◆肌トラブル クマにおすすめする漢方薬


症状 一日のうちでは朝が特に目立つ。目の下のクマのできる部位にふくらみがあることがある。瞼が腫れぼったいことがある。寒がり、冷え性、腹部が冷えやすい。
胃腸の調子がよく、冷えや疲れのない時は薄くなっている。
病証 脾陽虚証
処方 この症状の主要処方としては、人参湯を用います。
また、顔がむくみやすい、特に目の下のふくらみが目立つ、めまい・立ちくらみ・動悸が起こりやすい場合は苓桂朮甘湯を用います。
貧血症状を伴う場合は、苓桂朮甘湯当帰芍薬散を合わせて服用するのがよいでしょう。

症状 一日の疲れが出てくる夕方や夜に濃くなりやすい。目の下にふくらみがない、またはくぼんだ感じで黒ずんでいる。
疲労や冷えによって腰痛・腰から下のだるさを感じることがある。
下半身や腰に冷えやだるさを感じない時は薄くなっている。
病証 腎陽虚証
処方 この症状の主要処方としては、八味丸を用います。
胃腸が弱い、冷えによって下痢や腹痛をおこしやすい、温かい食べ物を好む、食欲不振の場合は八味丸人参湯を用います。
また、下半身がむくみやすい、身体が重だるい場合は真武湯を用います。

症状 目の周りに影ができたように黒ずんでいる。瞼まで黒ずんでいる。化粧で隠し切れないほど濃いときがある。
肩や腰・背中にコリや痛みを感じることがある。生理痛があり、出血にレバー状の血塊が混ざる。
生理前・生理中に特に目立ち、生理後にやや薄くなる。
病証 血オ証
処方 この症状の主要処方としては、桂枝茯苓丸加ヨクイ仁を用います。
肌に潤いがない、足のかかとがガサガサしている、生理の量が少ない、生理痛がひどい場合は折衝飲を用います。
また、クマが濃い、便秘がひどい、便秘でお腹が張る場合は通導散を用います。



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