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◆目の下の隈、を消したい。足がジンジンと冷える

40歳代女性 目の下の隈、を消したい。足がジンジンと冷える。 婦人-05

◆症状と経過

40歳代の女性。目の下の隈を友人に指摘され体調はよいのにいつもいやな思いをする、隈が何とか消えないかとご相談に見える。
体質は、夏は嫌いで冬の方が過ごしやすい、反面足がすごく冷える、生理は遅れ気味であるが定期的にある、貧血の症状はない、血圧は正常、尿量、便通も普通である、近くの総合病院で加味逍遙散を処方され常用している、寒くなると手足の先が冷える痛い、夜間床に入ってもジンジンと冷えてしまう、不眠になるということはないが、目が乾き、抜け毛もこのごろ気になる。

◆使用処方と考察

初診では、目の乾き、抜け毛などの症状から神経の消耗を起こしており、肝気鬱、気滞があると判断できた、総合病院で処方されている加味逍遙散で効果が期待できると判断したが、少し良くなった気がするがはっきりしないとのこと。加味逍遙散は継続しても差し支えないので一緒に服用しても良いとお話をする。
舌診で歯形が舌にはっきりと残っており、滑沢、舌苔は認められない。
当初患者さんの、隈に対する要求が強く、帰芍六君子湯を使用するが一ヶ月後あまり変化を感じないと再来店、冷えと肝気鬱を中心に五精散合加味逍遙散に変更する。
処方を変更後、体調が良くなってきたのこと、シミや隈は、体調が良くならないとなかなか消えてこないためそのことを説明して、継続服用をされている。
六ヶ月ほどして再度問診をしたが、外見上隈はずいぶんと薄くなってきておりあまり気にならなくなっている冷え性も改善されて厚い靴下はもう履かなくて良いとのこと、本人の表情も明るくなっている。継続服用中。
五精散は冷え症用に、加減を加えて使用


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