◆生理が3ヶ月くらいこない、体がむくみやすい、婦人科でホルモン療法
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30歳代女性 |
生理が3ヶ月くらいこない、体がむくみやすい、婦人科でホルモン療法。 |
婦人-04 |
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◆症状と経過
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3年位前、一人暮らしをしていて急激にやせてしまった、そのせいかホルモンのバランスを崩し生理不順になってしまった。不起訴機な生活と食生活が影響したと思う。とのこと。生理は3ヶ月たたないとこなく、現在婦人科でホルモン療法をしている。注射を打たないと生理がこない状況、生理中と生理の後に乳房が張って痛む、数ヶ月前に足の指先が痛くなり血液検査の結果リウマチだといわれた。1ヶ月間の入院治療で腹や痛みが緩解し退院した、退院後気力がわかなくつかれやすい、現在プールに通っている。天候の悪いときや梅雨時になると膝関節などが痛む、小指の関節が現在腫れているが痛みはない。汗はふつうにかく、気力がわかず、舌診では白苔少しあり、淡白で厚い、舌下静脈の怒張はないが、顔色が悪い。 |
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◆使用処方と考察
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当初、元々むくみやすい体質で、食欲は普通、便秘症で便はコロコロの状態、センナのお茶を常用している、生理不順の方を治療希望で注射を打たないでいいようになりたいとのこと。食事の不摂生により、当初は肝血の不足、肝血虚になり脾虚湿滞に乗じて肝気不和となったもの判断、乳房の張りはホルモン注射によるもので、いらいらや熱症状がないため肝気鬱はない。むくみやすく気血両虚がみとめられるため、当帰芍薬散を選択し四物湯と合方にして服用を初めてもらう、大黄は0.5gを使用。現在服用中。。当帰は8gに増量している。 |
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