■スギナ(とくさ科)
 漢名は問荊、俗にツクシンボ(土筆)という。ツクシの時代に茎と見ゆるは胞子茎で、これに子襄穂が出て 、ちょうど筆の頭のようになるわけ。後に、トクサのような茎と葉が出る。

「薬用部と利用法」
 根と茎を煎じて水腫、じん臓病にのむ。用量は一回二〜三g。肺、助膜炎にもよい。