■カワラヨモギ(きく科)
漢名は、茵チン蒿。河岸、砂地に自生する宿根草。茎は〇・八〜一mに達す。春、早生の時は白毛を密生せる薬が叢生して柔らかい感じがする。のち銀白色の葉を互生、花は秋の初めに梢間より出で、白色穂状なり。花後細粒の実を集団す。
「薬用部と利用法」
黄疸には葉又は種子を十五〜六g、猪??、沢瀉、桂枝、白朮と混和して粉末叉は煎じて用いる。解熱利尿剤として、一回五〜六g煎用。