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◆6歳からの難治アトピー性皮膚炎、激しい夜間のかゆみ、粉状のかさぶた

10歳代男性 6歳からの難治アトピー性皮膚炎、激しい夜間のかゆみ、粉状のかさぶた。 皮膚-06

◆症状と経過

幼稚園の頃からアトピー性皮膚炎と小児喘息があり、通院の繰り返しが続いていた。
小学校に入ってから喘息の方は少し良くなったが、まだテオフィリンを服用することが多い。
中学に入ってから、アトピー性皮膚炎がひどくなり皮膚科を受診しているがいつも同じ処方と軟膏のため、通院もあまり足が進まないとのこと。初回ご本人とお母さんの二人で相談にきて頂いた。
喘息の発作は収まっているが、夜間の皮膚のかゆみが強く不眠状態になることもあるとのこと、体に熱感がある、入浴時暖まるとかゆくなる、夏の方が汗をかくので皮膚の状態はひどくならず、冬になり寒くなると悪くなる。
冬はふけ状の白い粉がでる、食事はバランスの良い食事になるよう気を遣っている、便秘はなし、尿量は普通、汗かきな方である、汗をかくとむずむずしてくる、運動部に入っている、皮膚症状は全身に広がっているが背中が特にひどい。
舌診は白苔が薄くあり、舌裏静脈が太く怒張している血管の血色は黒褐色、舌色はピンク、春先になると具合が悪くなるのを繰り返している。食欲は十分にある、かゆみがなければ夜間はよく眠れる、便通はよい。貧血症状はなし、試験の前になると特に皮膚症状が悪くなる。

◆使用処方と考察

オ血有り、肝気鬱と判断される例。
春先や試験の前など具合が悪くなることから、ストレスが加わると肝の気滞を起こしやすい体質、治方は疏肝理気解鬱、活血駆オ血とする、採用処方名は、血府逐オ湯加味方、(血府逐オ湯に茯苓、桂皮、防風、ケイガイ、蝉退、各3.0gを加味)。
外用薬として清熱消炎効果の高い太乙膏を使用する。太乙膏はカレー粉の匂いがしてあまり日本人には受けないが、この際必須のものとして使用してもらう、血府逐オ湯には柴胡が入っているので、疏肝理気解鬱の効果も期待した。
3ヶ月後かゆみや皮膚症状が明らかに改善されてきたとのこと、お母さんが薬を取りにこられるが徐々に症状が改善され、最初は煎じ薬をいやがっていた子供が、治ってくるので逆に積極的に薬を服用するようになったとのこと。
6ヶ月後ほとんど症状は消失している、アトピー性皮膚炎は青年期まで持ち越すことなくできるだけ早くたたきたい皮膚炎である、青年期となると非常に難治性となる、そのためしばらく煎じ薬を継続服用するように勧めた。
アトピーの治療について、もう一つの要因として患者の皮膚がどの症例も非常に汚れて汚くなっていることである。
皮膚科でステロイドの治療を受けその上から軟膏を幾重にも塗りたくってしまっている。通院のたびに赤外線?(患者談)のランプ照射を受けてきているなど、、、最近の発表で、アトピー性皮膚炎の患者さんの皮膚上では通常の皮膚の人に比べ日和見菌、特にブドウ球菌の量が倍近くになっているとのこと。イソジン消毒だけで治癒している例もあるという。ことさら皮膚病だからというわけではないが、患部を清潔に保つよう努力していれば、(たとえば入浴時石けんを使用するなどして)悪化しなかったと想像できるケースが非常に多い。
ちなみに本例の患者さんには紫蘇オイルの入った石けんを使用してもらっている、性質は中性の石鹸で1000円ほどの値段、高いので治ってきたら普通の化粧石けんに変更していただいた。石鹸で悪化するのは洗った石鹸分さえよく落としていないからである。
血府逐オ湯を皮膚症状に応用した一例です。


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